セキュリティ対策は?

ポケットWiFiについての基礎知識
ポケットwifiの安全性は?

モバイルパソコンやスマートフォンの普及に伴い、街の各所でフリーWiFiサービスが提供されるようになりました。利便的な一方で、セキュリティ面の危険性が指摘されていることも確か。いつのまにか通信内容を見られていた、不正アクセスされていたなどのトラブルは年々増加しています。では、持ち歩きができるポケットWiFiは安全なのでしょうか?

ポケットWiFiに危険性はあるか

インターネットを利用するうえで、特に気をつけるべきはセキュリティです。コンビニや駅構内で利用できるフリーWiFiは無料でインターネット回線につなぐことができるサービスですが、セキュリティの弱さが欠点でもあります。ポケットWiFiの場合はセキュリティに暗号化方式が使われているため、フリーWiFiよりも安全性は高いです。しかし、危険性がないわけではありません。

通信を傍受される危険性

ポケットWiFiのセキュリティリスクとして、通信内容を盗み見たり盗み聞きされたりする「傍受」の危険性があります。何の対策もしていない無線通信の傍受は簡単です。通信内容は暗号化されていることがほとんどですが、なかには傍受しやすい暗号もあるもの。簡単には復元できないような高度な暗号化技術がなければ、傍受のリスクは払えません。

ただ乗りされる危険性

WiFi通信を勝手に使われてしまうことを「ただ乗り」と呼びます。これは、SSIDとパスワードを入力しWiFiを使用することで防ぐことが可能です。これらを設定していなかった場合、「月に20ギガまで」など制限を設けられていることも多いポケットWiFiの通信サービスを、勝手に使われてしまうかもしれません。

不正行為に使用される危険性

ポケットWiFiの持ち主になりすましてメールを送信、あるいはインターネットの掲示板へ書き込みをされてしまうのが「なりすまし」です。自分のポケットWiFiを通じて書き込みなどが行われていた場合、警察の捜査が及ぶこともあるでしょう。犯罪行為や不正行為に巻き込まれてしまうリスクも高いです。

ポケットWiFiのセキュリティを強化する方法

暗号化の規格とは?

パスワードの暗号化方式には、WEP、WPA、WPA2の3種類があります。

・WEP

WEPは世界で初めて登場した暗号方式です。暗号に使われるキーが固定であることと、生成方法が単純であり解読されやすいため、現在ではほぼ使われなくなりました。

・WPA

WEPの脆弱性を防ぐため2002年に登場したのがWPAです。WEPの弱点であった固定キーに対し、TKIPと呼ばれる自動更新技術を採用したことで、暗号の解読が困難になりました。しかし暗号技術はWEPと変わらないことから、万全だとは言い切れません。

・WPA2

2006年にはWPAの改良版として、アメリカの新しい暗号化技術AESを用いたWPA2が登場しました。WEPとWPAの弱点をカバーした、現在最も強力な暗号化方式です。2017年10月にはWPA2の脆弱性が報告されましたが、対策パッチが配信されています。今後もセキュリティ情報をこまめにチェックすることが大切です。

暗号化方式の確認と変更

ポケットWiFiを購入したら、まずルーターがどの暗号化方式に設定されているかを確認しましょう。初期設定では、WEPに設定されていることも少なくありません。より安全で強力なWPA、またはWPA2に変更してください。WPAはTKIP、WPA2はAESと表示されている場合があります。

パスワードとSSIDを変更する

ユーザーパスワードはメーカーや機種ごとに初期値が同じなので、必ず変更することが大切です。

SSIDとはネットワーク名のことですが、初期値はメーカーや機種などが分かるような名前になっています。スマートフォンのWiFi設定をONにしていると、街中で電波を探して接続候補名が複数表示されるはずです。

SSIDが分かってもアクセスできるわけではありませんが、使用しているルーターに脆弱性があった場合に不正アクセスのターゲットとなってしまいます。メーカーや機種などが分からないようなSSIDに変更しましょう。定期的に変更するとより安全です。

セキュリティソフトの必要性

ウイルスソフトでパソコンやスマートフォンを保護する

ポケットWiFiのセキュリティを強化することで不正アクセスは防ぐことができますが、ウイルスやスパイウェアなどを遮断することはできません。ウイルスに感染すると、個人情報の漏えいやデータの改ざんなど、さまざまな被害に遭ってしまいます。感染を防ぐためには、パソコンやスマートフォン側での対策が不可欠。近年ではパソコン、スマートフォン、タブレットをひとつのソフトで保護ができる、マルチデバイス対応のセキュリティソフトもあります。

VPNソフトでWiFiルーターを保護する

基本的にWiFiルーター自体がウイルスに感染することはありません。しかし2010年には、ポケットWiFiがウイルス感染したという出来事がありました。感染したのは工場出荷前の製品でしたが、原因はどうであれポケットWiFiもウイルス感染する可能性がゼロではないと言えるでしょう。ポケットWiFiをウイルスから守るためには、パソコンやスマートフォンなどのデバイスとWiFi間の通信を丸ごと保護するVPNソフトの活用もおすすめです。

これで決まり!

通信制限無しのおすすめプラン3選

  • オンリーモバイル

     
    プラン名
    使い放題プラン
    月額料金
    3,900円
    契約期間
    3年
    月間制限
    無制限

    コメント

    3年契約のつなぎ放題プランです。料金はかなり安いですが、3日間の通信制限容量が2GBなので、動画など容量の大きいコンテンツを頻繁に閲覧する人は要注意。

    とはいえ上手に使えば、かなりコストパフォーマンスの高いプランといえます。

  • WiMAX

     
    プラン名
    UQ Flatツープラス
    ギガ放題
    月額料金
    4,380円
    契約期間
    2年
    月間制限
    無制限

    コメント

    2年契約の繋ぎ放題プランです。3日間の通信制限容量は3GB。同じプラン内容のほかのサービスと比べても、料金は平均的といえるでしょう。

    また、モバイル通信大手のUQコミュニケーションズが運営するだけに、サポート体制には定評があります。

  • オンリーモバイル

     
    プラン名
    PCセット
    使い放題プラン
    月額料金
    6,600円
    契約期間
    3年
    月間制限
    無制限

    コメント

    3年契約の繋ぎ放題プランです。ノートパソコンがセットとなっているため、回線を利用するほかのつなぎ放題プランと比べると料金が高くなっていますが、ワンストップでモバイルインターネット環境を手に入れることができます。