知ってるようで知らないポケットWiFiの基本知識HOME » ポケットWiFiを比較するポイント
ポケットWiFi

ポケットWiFiを比較するポイント

ポケットWiFiの選び方のポイント

比較の前に覚えておきたいポケットWiFiの選び方

ポケットWiFiのサービスを選ぶ際、通信速度や速度制限、料金など、どんな点を重視するかによって、最適なサービスは異なります。どんなポイントを見て、ポケットWiFiのサービスを選べば良いのか、覚えておきたい選び方のポイントをまとめてみました。

ポケットWiFi選びで比較するべき3項目

月額料金の安さ

月額料金は少しでも安いに越したことはありません。ただし「実質〇〇円」や「最初の〇ヶ月は〇円」といったキャンペーンだけに注目するのではなく、長期的に見た時の、料金面でのメリットをしっかりとチェックするようにしましょう。

通信制限の程度

ポケットWiFiでは、月間の通信量や直近3日間の通信量を基準にして通信制限が課されることがあります。毎日たっぷりネットを使いたいなら、なるべく通信制限の緩いポケットWiFiを選ぶことが大事です。

通信エリアの広さ

自分の行動範囲が通信エリアに含まれているか、事前にチェックする必要があります。また、近くに障害物がある場合などには、エリア内でも通信が遮断される場合があるので注意してください。

月額料金の安さ

ポケットWiFi選びで最初に注目すべきポイントは、料金の安さです。ただし、安さを比較するうえで、次の2点に注意しましょう。

「実質〇円」というキャンペーンはお得?

「2年間、解約しなければ〇万円戻りますよ」といった類の、いわゆるキャッシュバックキャンペーンのことです。 もちろん、うまく活用できればお得な内容だと言えるでしょう。

しかし、実際にキャッシュバックのお金が手元に届くまでは本来の月額料金を支払うことになります。その間、万が一規約が守れなかった場合はキャッシュバックが受けられない可能性も。確実に料金を抑えたい人にとっては、多少のリスクが感じられるかもしれません。

キャッシュバックキャンペーンについて詳しくはこちら

「最初の〇ヶ月は〇円」というキャンペーン

「キャンペーン実施中!最初の〇ヶ月は月額〇円!」といった類のキャンペーンです。 もちろん当面の料金が少しでも安いのはうれしいことですが、キャンペーン適用期間を過ぎると、突然大きく料金が跳ね上がる業者も少なくありません。 契約前には、キャンペーン適用後の料金もしっかりと確認しておく必要があります。

「実質〇円」や「最初の〇ヶ月〇円」というのも大事な判断基準ですが、目先の安さや短期的なメリットだけで選ぶべきではありません。多くのユーザーにとっては、遠い将来まで安定して料金が安いプランこそが理想的なプランと言えるでしょう。

通信制限の程度

急に繋がらなくなるのは困る!

すべてのポケットWiFiでは、一定の通信量を超えてしまうと、急に通信スピードが遅くなるよう設定されています。これを、通信制限と言います。

ポケットWiFiを持つことでキャリアスマホの通信制限から解放されたと喜んだのに、こちらでもまた通信制限にひっかかってはとても残念。快適な状態でたっぷりとネットを使いたい人は、なるべく通信制限の緩いポケットWiFiを選ぶようにしたほうが良いでしょう。

一般に、通信制限は「月間の通信量」を基準にしたものと、「3日間の通信量」を基準にしたものとがあります。月間、または直近3日間で一定の通信量を超えた場合には、一時的に通信スピードが遅くなる、というルールです。 詳しくは後述しますが、制限中にどの程度スピードが遅くなるのか、どの時間帯にスピードが遅くなるのかについては、キャリア(ドコモ系、KDDI系、ソフトバンク系)によって大きな違いがあります。

通信エリアの広さ

どこでも繋がることは重要ポイント!

ポケットWiFiを選ぶときは、通信エリアの広さも大事なポイントです。もちろん、少しでもエリアが広いポケットWiFiが良いでしょう。

最近ではどの系列のポケットWiFiも、山間部などを除いて、おおむね全国に対応しています。ただし、障害物に弱い種類のポケットWiFiもあるため、たとえ通信エリア内だったとしても通信できないケースがあります。都心部だからと言って、必ずつながるというわけではありません。

ポケットWiFiのプロバイダの中には、利用エリアでの通信が可能かどうかを確かめるために、契約前の一定期間、無料で端末を貸してくれるところもあります。 近くに障害物などがあって通信できるか不安な人は、無料貸し出しを試してから契約することをおすすめします。

ポケットWiFiには2つの系統がある

ポケットWiFiは、通信形式の違いによって大きく2つの系統に分けられます。1つ目がLTE、2つ目がWiMAXです。

LTEとは

LTEとは、携帯電話を始めとしたモバイル端末の通信形式の一つです。情報の送受信方式や通信スピードの進化に応じて、1G、2G、3G、4Gと変化してきました。ちなみにGとは「Generation(世代)」を意味します。

現在の主流は4G。3Gに比べて通信速度が最大で10倍以上に進化しています。

なお、4Gは厳密に言えば3.9Gにあたる規格なのですが、便宜的に4Gや4GLTEなどと呼ばれています。

WiMAXとは

WiMAXは、マイクロ波を利用した無線通信技術の種類の一つ。LTEの利用が困難なエリアでも高速通信ができるよう、新たに開発された規格です。

通信エリアが広い一方で、かつては通信スピードの遅さが指摘されていた頃もありましたが、近年ではLTEをしのぐ速度を実現しているWiMAX端末もたくさん見られるようになりました。

ポケットWiFiを利用するうえで、通信形式がLTEなのかWiMAXなのかは、あまり重視しない人もいるかもしれません。とにかく少しでも安くネットにつながれば良い、という人も少なくないでしょう。

しかし、LTEとWiMAXには、後述する通り、それぞれ大きな特徴の違いがあります。ユーザーの利用環境や利用目的によっては、選び方を間違えると使用時に大きなストレスを感じるかもしれません。

それぞれの規格の特徴をよく理解したうえでプロバイダ選び、端末選びをするようにしたいところです。

なお「ポケットWiFi」という名称は、本来、LTE規格のイーモバイル(現・ワイモバイル)の登録商標です。近年では、WiMAXも含めて持ち歩きのできるWiFi端末全体が、一般に「ポケットWiFi」と呼ばれるようになっています。

LTEとWiMAXの料金の違い

LTEとWiMAXでどちらが安いのかという点は、とても気になるところですね。

しかし結論を先に言うと、LTEだから安い、WiMAXだから安い、ということはありません。

料金の違いは、LTEとWiMAXで区別されるわけではないのです。これは、それぞれの規格を採用している業者の経営戦略によって異なるもの。 また、業者は非常に多く存在するため、競争の中で各社の料金はめまぐるしく変わります。 そのため、一概にどちらが安いとは断言できないのです。

参考までに、2017年4月初旬現在の代表的な業者の料金を見てみましょう。 なお比較の公正を期すため、すべて無制限プランで、かつ2年契約の概算料金を記載しています。キャッシュバックを含めた諸々のキャンペーンは一切考慮していません。

LTEの業者

  • Yahoo! Wi-Fi(アドバンスモード)…月額4,380円
  • Broad LTE(アドバンスモード)…月額4,380円

WiMAXの業者

  • 楽天ラクーポンWiMAX2+…2,796円
  • @nifty wimax2+…4,100円
  • GMOとくとくBB WiMAX2+…4,263円
  • Biglobe WiMAX2+…4,380円

このように比較してみると、料金的には大差ありません。

ただし、WiMAXでは、各社で大きなキャッシュバックなどのキャンペーンを行なう場合があるため、LTEに比べて割安になることもあります。 また、楽天ラクーポンを経由するWiMAXについては他社に比べて極端に安くなっていますが、こちらも他社のキャンペーンを考慮すると最安値とは限りません。さらに楽天は料金を優先してサービスの一部を割愛しているので、実質的なお得感があるかどうかはユーザーによって異なるでしょう。

繋がりやすさの違い

繋がりやすいかどうかの違いについては、通信の対応エリアの違いと、場所特有の事情による違いとの2つの観点から見ていく必要があるでしょう。 ここでは場所特有の事情による繋がりやすさを取り上げ、対応エリアの違いについては、後ほど詳しく説明します。

前提として、対応エリア内での通常使用における繋がりやすさのストレスは、LTE、WiMAX、ともに変わらないと考えて良いでしょう。

ただし、2.5GHzの周波数帯を採用しているWiMAXの場合、時に家庭の電子レンジやBluetooth、ワイヤレス電話機などと干渉して繋がりにくくなるケースがあることが指摘されています。

一方、LTEが採用する周波数においては、かつてはBS放送との干渉が指摘されたことがありましたが、現在では干渉トラブルの指摘はほとんどありません。
また、稀なケースではありますが、WiMAXのほうが場所特有の事情によって繋がりにくくなるケースもあると言われています。

これで決まり!

おすすめポケットWiFiプラン3選

  • C mobile

     
    プラン名
    5GB制限プラン
    月額料金
    2,800円
    契約期間
    3年
    月間制限
    5GB

    コメント

    2,000円台で利用できるプランは、業界全体を見回してもあまりありません。3日間の制限容量が500MBであるため、動画を閲覧する人には向きませんが、そうでない人には断然おすすめの格安プランといえるでしょう。

  • Y!mobile

     
    プラン名
    POCKET WIFI プラン2
    月額料金
    3,696円
    契約期間
    3年
    月間制限
    7GB

    コメント

    月間の通信制限容量が7GBの、3年契約のプランです。料金は、相場ど真ん中といったところ。契約期間が長いのがネックですが、ポケットWiFiの大手業者だけに、繋がりやすさや通信の安定感など、サービス品質の高さに定評があります。

  • WiMAX

     
    プラン名
    UQ Flatツープラス
    月額料金
    3,696円
    契約期間
    2年
    月間制限
    7GB

    コメント

    月間通信制限容量が7GBの、2年契約のプランです。料金はY!mobileと同じですが、契約期間が短い分、使い勝手のいいサービスといえるでしょう。大手だけあって、肝心の通信品質にも不安がありません。また、業界随一ともいえる対応エリアの広さも魅力です。

大切なのは用途に見合った速度かどうか

一般的に通信速度というのは、速い方が良い物というイメージがあります。実際、最大通信速度の数値が大きい端末の方が、性能が高い傾向にあります。しかし、そういった端末を利用するプランは得てして料金が高いもの。 また、必要以上に回線が速くても、意味はありません。動画だったりニュースだったり、インターネットで閲覧するコンテンツは人それぞれです。通信速度にこだわり過ぎず、必要十分な性能の端末・プランを選ぶことが大切です。

利用頻度にあったプランを選んだ方が良い

ポケットWiFiのプランには、通信最大容量という物が設けられています。1ヶ月内にこの通信量より多くデータ通信を行うと、翌日から回線速度が制限されてしまいます。月間制限の無いつなぎ放題のプランも登場していますが、そういったプランでも3日間で3GB以上の通信を行うと、速度制限が掛かります。 ポケットWiFiと通信速度制限とは、切っても切れない関係。それを踏まえつつ、自身の利用状況にマッチしたプランを選ぶと良いでしょう。

何にいくらお金が掛かっているのかをよく見る

月々の料金は、契約する回線・端末、月間の通信容量といったさまざまな要因に左右されます。もっとも大きく影響するのは通信容量ですが、安さだけを重視すると、速度制限でまともにインターネットを利用できない、ということにもなりかねません。 料金に注目するときは、安さだけでなく、最低限必要な通信品質を担保できているかどうか、という点をしっかりチェックすべきです。

更新期間に要注意

ポケットWiFiの契約期間は、2年・3年で区切られていることが多いとされています。長期間の契約にすることで、利用者側は初期費用を抑えられ、業者側は継続して自社サービスを利用してもらえるといった、win-winの関係を成立させられるからです。 契約期間に関しては気を付けることはあまりありませんが、契約期間中に解約しようとすると、違約金が発生する点には注意が必要。将来的な乗り換えや解約を視野に入れて、いつ手続きを行うべきかをしっかりシミュレーションしましょう。

オプション次第でかなりお得に利用できる

ポケットWiFiサービスを提供する業者の中には、独自のオプションを用意しているところが少なくありません。場合によっては、万単位のキャッシュバックが受けられたり、契約時にPCやタブレットをもらえたり、何かと特典があります。 プランの内容に加え、そういったオプションについても、ぜひチェックしておきたいところです。

【徹底比較】ポケットwifiと格安SIMどちらにすべき?
【番外】一時利用におすすめ!ポケットwifiの短期レンタル会社とは?
ポケットwifiについての基礎知識
疑問を解決!ポケットwifiQ&A
ポケットwifi・無線LANに関する用語集